主な差異
のれん償却
- JGAAP: 20 年以内の規則的償却(営業利益を圧迫)
- IFRS: 償却なし、減損テストのみ → IFRS 採用企業は営業利益が高く出やすい
リース処理
- JGAAP: ファイナンス・リースのみ B/S に計上
- IFRS(IFRS 16): 大半のリースを B/S に計上 → IFRS 採用企業は総資産・有利子負債が大きく出やすい → ROA・ROIC・自己資本比率は IFRS の方が低く出る傾向
研究開発費
- JGAAP: 原則として発生時費用処理
- IFRS: 開発フェーズの一部を資産計上可 → IFRS 採用企業は当期費用が小さく見えるケース
退職給付
- JGAAP: 数理計算上の差異の遅延認識可
- IFRS: その他の包括利益に直接認識 → 純利益のボラティリティが異なる
比較する際の注意
- のれん償却の有無は営業利益・ROE に大きく影響
- リース費用の処理差で EBITDA / 営業 CF / 投資 CF が変わる
- zaimiru では
concept_mapping.yamlによる cross-standard 解決を実装していますが、本質的な差は埋められません(計算ロジック)
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よくある質問
IFRS と JGAAP の主な違いは何ですか?
のれん償却(JGAAP は規則的償却 / IFRS は償却なし)、リース処理(JGAAP はファイナンス・リースのみ B/S 計上 / IFRS は大半をオンバランス)、研究開発費(JGAAP は費用処理 / IFRS は一部資産計上可)などが主な差分です。
IFRS 採用企業の営業利益はなぜ高く見えますか?
のれん償却がないため営業利益を圧迫しないからです。同じ M&A をしても JGAAP 採用企業は数年〜20 年間にわたり償却費が計上されるのに対し、IFRS 採用企業は減損テストのみとなります。
IFRS と JGAAP を比較する際の注意点は?
のれん償却の有無は営業利益・ROE に大きく影響し、リース費用の処理差で EBITDA / 営業 CF / 投資 CF が変わります。zaimiru では cross-standard 解決を実装していますが、本質的な差は完全には埋められません。