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情報通信セクター1,236社から厳選 ─ ROE15%超×高利益率の「質の高い」IT株15選

日本最大のセクターである情報通信・サービス1,236社から、ROE15%超・営業利益率15%超・自己資本比率40%超の3条件で「質の高い」IT株を厳選しました。

編集: Zaimiru 編集部 ・公開日: 2026-03-14 ・最終更新日: 2026-03-14 ・編集方針計算ロジック訂正履歴

情報通信・サービスセクターは、日本の上場企業の中で最大の1,236社を擁するセクターです。SaaS、人材、広告、ゲーム、EC、コンサルティングなど多種多様なビジネスが含まれます。

母数が大きいだけに玉石混交。本記事では、ROE・営業利益率・自己資本比率の3条件で「質の高い」IT株を厳選します。

スクリーニング条件

  • ROE: 15%超(高い資本効率)
  • 営業利益率: 15%超(本業の稼ぐ力が強い)
  • 自己資本比率: 40%超(財務が安定)

厳選15銘柄

銘柄ROE営業利益率PERPBR売上成長率自己資本比率
豆蔵(202A)50.6%19.6%14.7倍16.69倍+10.1%72.3%
ラクス(3923)46.7%20.8%22.9倍8.77倍+27.3%66.2%
ボードルア(4413)41.1%21.1%21.6倍8.42倍+58.9%53.1%
スポーツフィールド(7080)37.8%22.7%7.2倍2.48倍+12.5%65.1%
インソース(6200)36.9%41.2%19.1倍6.45倍+16.3%77.1%
アシロ(7378)36.6%21.4%11.7倍3.02倍+38.5%64.8%
ヌーラボ(5033)35.4%15.6%13.0倍3.92倍+12.3%43.4%
カカクコム(2371)35.3%37.4%22.6倍6.87倍+17.2%66.1%
サイボウズ(4776)35.2%16.5%38.6倍15.18倍+16.7%47.8%
アイル(3854)33.7%25.0%19.7倍6.28倍+10.2%70.4%
フィードフォースG(7068)33.3%36.4%12.7倍3.92倍+3.4%42.0%
サイバーセキュリティクラウド(4493)33.3%20.1%31.4倍11.14倍+26.0%55.1%

質の高いIT株の3つの共通点

1. ストック型収益モデル

ラクス、サイボウズ、ヌーラボはいずれもSaaS型のサブスクリプション収益が主力。月額課金で安定的な売上が積み上がるため、営業利益率が高く維持されます。

2. 高い自己資本比率

15銘柄中多くが自己資本比率60%超。IT企業は設備投資が軽量なため、利益を内部留保しやすく、財務基盤が自然と強化されます。インソース(77.1%)、アイル(70.4%)が特に堅実です。

3. 成長と利益率の両立

ボードルア(売上+58.9%)、アシロ(+38.5%)、ラクス(+27.3%)など、高成長と高利益率を両立している企業が目立ちます。SaaS企業は成長投資が先行しがちですが、利益もしっかり出している点が「質の高さ」です。

注目ポイント: PERの幅広さ

スポーツフィールド(PER 7.2倍)からサイボウズ(38.6倍)まで、PERの幅が非常に広いのが特徴です。同じ「質の高いIT株」でも、市場の評価は大きく異なります。成長期待が高い銘柄ほどPERが高くなる傾向があります。

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スクリーニングでセクターを「情報通信・サービスその他」に絞り、ROE・営業利益率のフィルターを設定すれば、本記事のような銘柄を自分で発掘できます。情報通信セクター詳細ページもぜひご活用ください。


※ 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

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