DOE とは
DOE は株主資本配当率の略で、自己資本に対して配当をどれだけ支払っているかを示す指標です。
DOE(Dividend on Equity)は、配当総額を期初・期末平均の自己資本で割って算出する指標で、配当性向と並ぶ株主還元の評価軸として近年注目されています。
DOE の計算式
DOE は配当総額を期初・期末平均自己資本で割って算出します。
DOE = 配当総額 ÷ 期初・期末平均自己資本 × 100%
または DOE = ROE × 配当性向 という関係式でも表せます。
DOE と配当性向の違い
配当性向は当期純利益が分母、DOE は自己資本が分母であるため、利益変動の影響を受けにくいのが特徴です。
- 配当性向: 利益が変動すると配当維持で値が大きく動く
- DOE: 自己資本(蓄積された純資産)が分母なので比較的安定
- 配当の安定性を測るには DOE の方が適している場面があります
DOE の目安は何%か
DOE は 3〜5% が標準的で、4% を目安に DOE を方針として掲げる企業も増えています。
- 2% 未満: 株主還元が控えめな水準
- 3〜5%: バランス型の標準水準
- 5% 超: 株主還元重視
- 東証 PBR 改善要請を受けて DOE を引き上げる企業も近年増加
業種別の特徴
- 金融業: 規制資本のため自己資本が大きく、DOE は低めに出やすい
- 製造業: 標準的な 3〜4% 水準
- 成熟サービス業: 5% 超の高 DOE を方針とする企業も
DOE を zaimiru で確認する方法
よくある質問
DOE と配当性向の違いは何ですか?
配当性向は当期純利益に対する配当の割合、DOE は自己資本に対する配当の割合です。利益変動の影響を受けにくいため、配当の安定性を測るには DOE の方が適している場面があります。
DOE の目安は何%ですか?
3〜5% が標準的で、4% を方針として掲げる企業も増えています。東証 PBR 改善要請を受けて DOE を引き上げる動きが近年活発化しています。
DOE と ROE の関係はどうなっていますか?
DOE = ROE × 配当性向 の関係式で表せます。ROE が高い企業ほど、同じ配当性向でも DOE が高くなり、より多くの配当を自己資本対比で支払えることになります。