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PERとは?計算式・目安・業種別の水準を日本株データで解説

PER(株価収益率)は、株価が EPS の何倍かを示すバリュエーション指標です。 計算式、水準の目安、業種別の違い、PER 単独では判断できない理由を整理します。

編集: Zaimiru 編集部 ・公開日: 2026-05-06 ・最終更新日: 2026-05-06 ・編集方針計算ロジック訂正履歴

PER とは

PER は株価収益率の略で、株価が 1 株当たり当期純利益(EPS)の何倍まで買われているかを示すバリュエーション指標です。

PER(Price Earnings Ratio)は、株価を 1 株当たり当期純利益(EPS)で割って算出します。 相対的な割安・割高の参考指標として広く使われます。

PER の計算式

PER は株価を EPS で割って算出します。

PER = 株価 ÷ EPS(1 株当たり当期純利益)

EPS は当期純利益を期中平均発行済株式数で割って算出します(PER の計算ロジック)。

PER の目安は何倍か

一般的に PER 15 倍以下は相対的に低水準、25 倍以上は成長期待を織り込んだ水準とされます。

  • PER 15 倍以下: 相対的に低水準
  • PER 15〜25 倍: 標準的な水準
  • PER 25 倍以上: 成長期待を織り込んだ水準
  • ただし業種・成長率・金利環境により大きく変動します

業種別に PER が違う理由

成長期待・利益の安定性・市場の評価軸により、業種ごとに PER の標準水準は大きく異なります。

  • IT・サービス・グロース業種: 成長期待で PER が高い傾向
  • 銀行・公益・成熟製造業: PER が低く出やすい
  • 赤字企業: PER は算出不可(マイナス値や 表示)

PER 単独で判断してはいけない理由

一時的な利益・構造的な業績悪化・業種特性が PER に影響するため、複数指標との併用が前提です。

  • 一時的な利益で EPS が膨らむと PER が低く見える
  • 構造的な業績悪化を市場が織り込んでいる「バリュー・トラップ」がある
  • 同業種・過去推移との比較が必須
  • PER 単独ではなく、PBR・ROE・FCF などの指標と併せて確認することが一般的です

PER を zaimiru で確認する方法

バリュエーションランキング・スクリーニング・企業比較で、PER を多角的に確認できます。

よくある質問

PER とは何ですか?

PER は株価収益率の略で、株価を 1 株当たり当期純利益(EPS)で割って算出します。株価が利益の何倍まで買われているかを示すバリュエーション指標です。

PER の目安は何倍ですか?

一般的には 15 倍以下が相対的に低水準、15〜25 倍が標準、25 倍以上は成長期待を織り込んだ水準とされます。業種により標準値は大きく異なります。

PER が低い企業は割安ですか?

必ずしもそうではありません。構造的な業績悪化を市場が織り込んでいる「バリュー・トラップ」のケースがあるため、業績推移・自己資本比率・FCF などと併せて確認することが一般的です。

赤字企業の PER はどう見ますか?

当期純利益がマイナスの場合 PER は算出できず、表示は「—」となります。代わりに PBR・売上成長率・FCF などで評価することが一般的です。


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