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EV/EBITDA 倍率とは?M&A・買収価格の物差し

EV/EBITDA 倍率は、PER と並ぶバリュエーション指標で、資本構成の影響を受けにくい点が特徴です。 計算式、業種別の目安、PER との使い分けを整理します。

編集: Zaimiru 編集部 ・公開日: 2026-05-06 ・最終更新日: 2026-05-06 ・編集方針計算ロジック訂正履歴

EV/EBITDA 倍率とは

EV/EBITDA は、企業価値(EV)が EBITDA(償却前営業利益)の何倍かを示すバリュエーション指標で、PER と並ぶ代表的な評価軸です。

資本構成(自己資本 vs 借入)の影響を受けにくいため、M&A・買収価格の交渉や借入水準の異なる企業の比較で広く使われます。

EV/EBITDA の計算式

EV/EBITDA は企業価値を EBITDA で割って算出します。

EV = 時価総額 + 有利子負債 − 現預金(Net Debt) EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 EV/EBITDA = EV ÷ EBITDA

PER との違い

  • PER: 株価 ÷ EPS。株式時価ベースのため、配当・自己株買戻し等の影響あり
  • EV/EBITDA: 資本構成(自己資本 vs 借入)の影響を受けにくい

借入が多い企業同士、または無借金企業との比較では EV/EBITDA の方が中立的です。

業種別の目安

  • 一般事業会社: 6〜10 倍が標準
  • IT・グロース: 15〜25 倍も珍しくない
  • 金融業: EBITDA の概念が異なるため適用外

注意点

  • 減価償却費の処理が業種により異なる(IFRS と JGAAP の差異等)
  • EV/EBITDA が低くても、構造的な業績悪化が織り込まれている場合あり
  • PBR・ROE・FCF と併せて確認

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よくある質問

EV/EBITDA とは何ですか?

EV/EBITDA は企業価値(EV)を EBITDA(償却前営業利益)で割って算出するバリュエーション指標です。EV = 時価総額 + Net DebtEBITDA = 営業利益 + 減価償却費 で計算します。

EV/EBITDA と PER の違いは何ですか?

PER は株式時価ベースのため配当・自己株買戻し等の影響を受けますが、EV/EBITDA は資本構成(自己資本 vs 借入)の影響を受けにくいため、借入が多い企業同士や無借金企業との比較で有用です。

EV/EBITDA の目安は何倍ですか?

一般事業会社では 6〜10 倍が標準、IT・グロース業種では 15〜25 倍も珍しくありません。金融業は EBITDA の概念が異なるため適用外です。


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