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Zaimiruの使い方ガイド ─ 決算データで日本株を分析する5つのステップ

Zaimiruを使って日本株を分析する方法を初心者向けに解説。スクリーニング、ランキング、企業比較、セクター分析、配当分析の5つの機能を紹介します。

編集: Zaimiru 編集部 ・公開日: 2026-03-14 ・最終更新日: 2026-03-14 ・編集方針計算ロジック訂正履歴

Zaimiruは、EDINETに開示された有価証券報告書の財務データを基に、日本の上場企業約3,700社を分析できる無料ツールです。本記事では、主要な5つの機能の使い方を紹介します。

ステップ1: ランキングで市場全体を俯瞰する

ランキングページでは、ROE・営業利益率・配当利回りなど様々な指標で上場企業をランク付けして表示します。

  • まず「ROEランキング」で高収益企業の顔ぶれを確認
  • 「配当利回りランキング」でインカム投資の候補を探索
  • 「時価総額ランキング」で市場の主役を把握

ランキングは市場全体のトレンドを掴む入り口として最適です。

ステップ2: スクリーニングで候補を絞り込む

スクリーニング機能では、複数の財務指標を組み合わせて銘柄を絞り込めます。

例えば、以下のような条件でスクリーニングできます:

  • バリュー投資: PER 15倍以下、PBR 1倍以下、配当利回り 3%以上
  • グロース投資: 売上成長率 20%以上、ROE 15%以上
  • 安定配当: 自己資本比率 50%以上、配当利回り 3%以上

ステップ3: 企業比較で候補を比較する

企業比較機能では、気になる銘柄を並べて財務指標を比較できます。同業他社との差異を視覚的に把握することで、投資判断の精度が上がります。

  • 同業種の2〜3社を選んで、収益性・安全性・成長性を比較
  • ROE・営業利益率・自己資本比率をレーダーチャートで可視化

ステップ4: セクター分析で業界の立ち位置を確認する

セクター比較では、17業種の主要指標を横断的に比較できます。

  • 投資先候補の企業が、業界平均と比べて優れているか劣っているかを確認
  • ヒートマップで複数指標を一覧し、強いセクターと弱いセクターを把握
  • セクター詳細ページで、業界内の個別企業ランキングを確認

ステップ5: 配当分析で株主還元を評価する

配当分析では、配当利回り・配当性向・増配傾向など、株主還元に焦点を当てた分析ができます。

  • 連続増配企業を探して長期投資の候補に
  • 配当性向(利益のうちどれだけを配当に回しているか)で持続可能性を判断

Zaimiruのデータソースについて

Zaimiruの財務データは、金融庁が運営するEDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)から取得しています。有価証券報告書に記載された財務諸表データをXBRL形式で抽出し、正規化・集計を行っています。

データは定期的に更新されており、最新の決算情報が反映されています。

活用のコツ: 指標の組み合わせ

単一の指標だけでなく、複数の指標を組み合わせることで分析の精度が上がります。以下は代表的な組み合わせパターンです。

  • バリュー株発掘: PBR 1倍以下 × ROE 8%以上 × 配当利回り 3%以上
  • 成長株発掘: ROE 15%以上 × 営業利益率 10%以上 × 売上成長率 10%以上
  • 安全重視: 自己資本比率 50%以上 × 流動比率 150%以上 × 配当利回り 2%以上

スクリーニングではこれらの条件を自由に設定して銘柄を絞り込めます。

セクター分析の進め方

セクター比較ページでは、17業種の主要指標を一覧できます。セクター全体の傾向を把握した上で個別銘柄を分析することで、「セクター内での相対的な強さ」を正しく評価できるようになります。例えば、銀行のPBR 0.6倍は業界平均並みですが、食品のPBR 0.6倍は極めて割安と判断できます。

企業比較で差を見つける

企業比較ページでは、最大5社を同時に並べてグラフで比較できます。同業他社と比較することで、各企業の強み・弱みが明確になります。トヨタとスズキ、日本製鉄とJFEなど、同セクター内のライバル比較が投資判断に役立ちます。

まずは使ってみよう

投資の第一歩は、データを見ることから。まずはランキングで気になる指標を眺めてみてください。意外な企業の発見があるかもしれません。


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