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株式投資で最初に見るべき5つの数字 — 初心者のための財務指標入門

株式投資を始める際にまず確認すべき5つの財務指標(ROE・PER・PBR・配当利回り・自己資本比率)をわかりやすく解説。数字の意味と目安を知れば銘柄選びの精度が変わります。

編集: Zaimiru 編集部 ・公開日: 2026-03-14 ・最終更新日: 2026-03-14 ・編集方針計算ロジック訂正履歴

投資判断に必要な「5つの数字」

企業の決算書には膨大な数字が並んでいますが、投資判断に最低限必要な指標は実は5つだけです。この記事では、初心者がまず押さえるべき5つの指標を、できるだけシンプルに解説します。

1. ROE(自己資本利益率)— 稼ぐ力の指標

ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

「株主のお金を使ってどれだけ効率よく稼いでいるか」を示す指標です。

  • 8%以上: 合格ライン(日本株の平均は約6〜7%)
  • 15%以上: 優秀な企業
  • 20%以上: 非常に高い収益力

ただし、借入が多い企業は自己資本が小さくなるためROEが高くなりやすい点に注意。自己資本比率と合わせて確認しましょう。

2. PER(株価収益率)— 割安度の指標(利益ベース)

PER = 株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)

「今の利益水準が続くと仮定して、投資額を回収するのに何年かかるか」を示します。

  • 15倍以下: 割安の目安
  • 15〜25倍: 標準的な水準
  • 25倍以上: 成長期待が織り込まれている

成長企業のPERが高いのは「将来の利益増」を先取りしているため。業種によっても適正PERは異なります。

3. PBR(株価純資産倍率)— 割安度の指標(資産ベース)

PBR = 株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)

「企業の持つ純資産に対して株価が何倍か」を示します。PBR 1倍は「解散価値」と同じ水準です。

  • 1倍以下: 資産価値以下で買える(ただし理由がある場合も)
  • 1〜2倍: 標準的
  • 3倍以上: ブランド力・成長性が評価されている

日本株はPBR1倍割れが約37%(約1,370社)と多く、東証もPBR改善を要請しています。

4. 配当利回り — インカムゲインの指標

配当利回り = 1株当たり配当 ÷ 株価 × 100

「投資額に対して年間でどれだけ配当がもらえるか」を示します。

  • 2%以下: 低め(成長重視企業に多い)
  • 2〜4%: 標準的
  • 4%以上: 高配当

配当利回りが極端に高い場合、株価下落による「見かけの高利回り」の可能性があります。配当の継続性も確認しましょう。

5. 自己資本比率 — 安全性の指標

自己資本比率 = 自己資本 ÷ 総資産 × 100

「会社の資産のうち、借金に頼っていない割合」を示します。高いほど財務が安定しています。

  • 40%以上: 安定的
  • 60%以上: 堅実な財務基盤
  • 20%以下: 注意が必要(ただし銀行・不動産は業態上低い)

5指標の組み合わせで見る

各指標を単独で見るのではなく、組み合わせて判断することが重要です。

投資スタイル重視する指標目安
バリュー投資PER × PBRPER15倍以下 × PBR1倍以下
グロース投資ROE × 売上成長率ROE15%以上 × 売上成長10%以上
配当投資配当利回り × 自己資本比率利回り3%以上 × 自己資本比率40%以上
安定重視自己資本比率 × ROE自己資本比率60%以上 × ROE8%以上

Zaimiruのスクリーニング機能では、これら5つの指標を自由に組み合わせて銘柄を検索できます。まずは自分の投資スタイルに合った条件で検索してみましょう。

各指標の詳しい解説は、ROEの基本PER・PBRの基本もご参照ください。


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